SUMIPEX メタクリル樹脂 スミペックス  
住友化学メタアクリル事業部
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アクリル板の設計データ

スミペックスの設計データ(20℃における値)

性質
単位
短期間の設計 (6時間)
長期間の設計 (10年)
引張り強さ(非曝露時)
MPa
19.6
8.8
引張り強さ(曝露時)
MPa
14.7
6.9
設計モジュラス
MPa
2.9×103 1.5×103
ポアソン比
-
0.39
0.40

スミペックスのヤングモジュラスの変化



スミペックスの設計モジュラス



スミペックスの設計ストレス


(注)水槽用途などで接着加工部がある場合は、別途設計ストレスを定める。

スミペックス、スミペックスEの抗張力、弾性率の温度による変化


注(1) スミペックスE(押出板)の場合は、スミペックスの70〜80%の強度で設計する。
注(2) 接着加工や熱成形などされた場合の設計ストレスも上記の値より安全側に小さめに採ってください。

メタクリル樹脂板を建築材料として使用する場合、木材や金属、ガラスとは異なった性質を有するため、設計にあたっては温度、湿度、風力などによる伸縮、タワミを充分考慮する必要がある。

温度変化による長さ変化

@ 線膨張係数(図1)
温度による寸法変化量は材料の線膨張係数の大きさで決まる。
メタクリル樹脂板は長さ1mにつき温度変化10℃で0.7mm程度の伸縮がある。

A 伸縮量
 
  平均的な伸縮量の計算式;
 
   
 
    ここで、
ΔL : 伸縮量(cm)
L : 材料の長さ(cm)
t1 : 使用最低温度(℃)
t2 : 使用最高温度(℃)
α1 : t1における線膨張係数(℃-1)
α2 : t2における線膨張係数(℃-1)

吸湿による長さ変化

@ 吸水率(図2)

A湿度と飽和吸水率(図3)

B飽和吸水率と長さ増加率(図4)
夏期と冬期の湿度差50%とすると、飽和吸水率の差は図3より約1%となり、図4より長さ変化率は0.2%になる。長さ1mの板では2mm程度の伸縮を見込む必要がある。



許容応力(旧日本メタアクリル樹脂協会技術資料による。)
メタクリル樹脂板を屋外、屋内で使用する場合、設計計算に用いる弾性係数および許容応力を表に示す。
メタクリル樹脂板の設計データ(20℃)

性質
単位
短期荷重
長期荷重
弾性係数
MPa
2.9×103
1.5×103
許容応力
 屋外
 屋内
MPa
 
14.7
19.6
 
6.9
8.8

短期荷重とは腰板や窓ガラスへの風圧力のように樹脂板へかかる応力の変動が短期のものや、短期使用の場合に適用される。
強度及び弾性係数は温度、時間により変化する。
図1、2に関係図を示す。

図1 引張強度及び弾性係数と温度の関係


図2 弾性係数と時間の関係

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