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「オリセット®ネット」を通じた支援 TOPICS & NEWS

アフリカにおける教育支援について

2005年12月29日

建設された校舎で学ぶ子どもたち

住友信託銀行株式会社、住友生命保険相互会社、三井住友海上火災保険株式会社および住友化学株式会社の4社は、WVJ(特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン)と連携し、深刻な貧困問題から各国の関心を集めているアフリカのサブサハラ地域(サハラ砂漠以南の地域)において、小学校の建設等、子どもたちを対象とした教育支援を実施することといたしました。

具体的には、4社は、タンザニア、ケニア、ウガンダおよびザンビアの4カ国における食堂や教員住宅等の付帯設備を含む小学校4校の建設費を共同で負担します。連携先であるWVJは、発展途上国での教育支援に対する多くの実績を背景に、今回の支援プロジェクトでは、現地の住民、政府、各国のワールド・ビジョン事務所などと協力して、建設・運営の管理を行います。建設開始は2006年1月、開校は2006年夏を目指しています。

近年、貧困問題、とりわけアフリカにおける危機的状況が、各国の関心を集めています。現在、世界で「極端な貧困」と呼ばれる1日1ドル未満で生活する人の数は10億人にのぼりますが、そのうち3億人以上の人々はサブサハラに暮しており、そこでは人口の約半分がこの「極端な貧困」の状態にあるといわれています。このような状況に対し、今年開催された主要な国際会議、例えば1月にダボスで開かれた世界経済フォーラムや、4月のジャカルタにおけるアジア・アフリカ・ビジネス・サミット、さらには7月のグレンイーグルス・サミットなどでは、貧困の撲滅が主要テーマのひとつとなりました。

アフリカにおける初等教育施設の整備は、同地域の貧困を撲滅し、教育を通じて将来に向けた発展の基礎をつくるための最も優先すべき課題であります。こうした考えに基づいて、住友化学とWVJは、本年8月、タンザニアとケニアの2カ国で、それぞれ1校の小学校の建設をすでに始めておりますが(2006年4月完成予定)、今回、住友信託、住友生命および三井住友海上の参加を得て、さらに4件の計画を実施する運びとなったものです。4社はともに、CSR(企業の社会的責任)の遂行を経営の重要課題のひとつと位置付けており、子どもたちへの教育を通じて地域社会の自立と発展の一助となることを目指して、共同での支援を決めたものです。