有機ELディスプレイ

有機ELディスプレイは、高速応答・高コントラスト・幅広い視野角などの高画質に加え、薄型・軽量・曲面形状などを可能にします。

用途

住友化学は、コアテクノロジーとしてポリマー型有機ELの技術を有しています。ポリマー材料は、インクジェットなどの印刷法による大面積ディスプレイの画素形成に適しています。住友化学の有機EL材料は、工業的な精度の良い印刷を可能にし、カラーディスプレイに必要な3原色の発光と高い特性の発現をお約束します。

Spin/BE data
@1000Cd/m
RED GREEN BLUE
Efficiency [cd/A] 31 24 18 85 72 61 12 11 7.5
Colour
(C.I.E. x,y)
x=0.62
y=0.38
x=0.66
y=0.34
x=0.65
y=0.35
x=0.32
y=0.63
x=0.32
y=0.63
x=0.32
y=0.63
x=0.14
y=0.12
x=0.14
y=0.12
x=0.14
y=0.12
T50 lifetime [hrs] 350k 200k 200k 80k 350k >300k >10k
T95 lifetime [hrs] 2000 2400 1000 2600 4400 230 700
Vd [V] 4.2 3.3 3.2 3.9 4.7 5.0 3.7 4.0 4.0

P-OLED device test cell performance summary

ITO/正孔注入層/インターレイヤー層/発光ポリマー層/低仕事関数陰極

  • 正孔注入層、インターレイヤー層、発光層は全て溶液からの成膜です。
  • 3原色で共通かつ単純な素子構造です。
  • 素子はスピンコート法により作製しています。

材料の特長

住友化学は、材料科学及びデバイス物理を基礎として、ハイエンドのディスプレイと照明のための高性能な有機EL材料を開発しております。我々はまた、印刷過程の現象の理解を通じて、ディスプレイや照明を印刷法によって製造する際に鍵となるインクフォーミュレーションを最適化することにも力を入れております。

インクジェット印刷の特長

印刷で形成された有機層が優れた特性を発現するためには、数多くの関係する技術が必要ですが、住友化学はそれら多くの技術に優位性を有しています。
下の右図は、インクジェットで形成される発光ピクセル全体で、均一な発光を実現するピクセル内の有機層の平坦性を示したものです。これらの有機層は、インクジェット印刷により必要な膜厚とその均一性を達成できています。この技術は大スケールの製造にも適用できるものです。
ピクセルが均一発光するようにインクジェット印刷で作製されたポリマー有機ELデバイスは実用上充分な寿命を示します。材料、インク及びプロセスを最適化することで非常に長いT95寿命(1000時間以上)を達成しております。

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