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「ロールバック・マラリア・パートナーシップ」主催の「ザンベジ・エクスペディション」に協賛

2008年04月25日

住友化学は、「ロールバック・マラリア・パートナーシップ(RBM)」主催の「ザンベジ・エクスペディション」に協賛し、4月24、25日にザンビアで開催された「World Malaria Day 2008」のイベントに出席しました。

アフリカ南部のザンベジ川周辺の国々では、地理的障害、紛争、資源不足、インフラの未整備などにより、予防や治療が十分に行き届かず、多くの人々がマラリアの危機に直面しています。「ザンベジ・エクスペディション」は、マラリア撲滅に向けて、アフリカ南部を流れる全長2,500kmのザンベジ川を、約2カ月かけてボートで下り、流域の人々に「オリセット®ネット※」や医薬品等を配付しながら、現地の状況を世界に発信し、国境を越えた協力を呼びかけるキャンペーンです。

  • 「オリセット<sup>®</sup>ネット」を贈呈する、アストリッド・ベルギー王女

    「オリセット®ネット」を贈呈する、アストリッド・ベルギー王女

「World Malaria Day 2008」の一連のイベントは、ザンベジ川河畔にある、ザンビアのリヴィングストンで開催され、ザンビアのバンダ副大統領、ベルギーのアストリッド王女によるスピーチや、病院訪問のほか、「オリセット®ネット」の贈呈式などが行われました。リヴィングストンは、「ザンベジ・エクスペディション」の旅程の中間地点であり、3月29日に出発した「ザンベジ・エクスペディション」一行もイベントに参加しました。

住友化学は、関係諸機関と連携を図りながら、今後もマラリア撲滅の取り組みを積極的に支援してまいります。

  • オリセット®ネット…蚊帳を織る糸の原料の樹脂に防虫剤(ペルメトリン)が練り込んであるため、耐久性に優れ、洗濯しても有効成分がにじみ出てきて効果が5年以上持続する点が、世界保健機関(WHO)からも高く評価されています。