SUMIPEX メタクリル樹脂 スミペックス  
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耐候性

メタクリル樹脂は、紫外・可視光領域において吸収がほとんどないために極めて耐候性に優れている。
耐候性は屋外暴露のデータが信頼できるが、地域、季節および年変動により一律に評価できない。これに対して実験室光源の暴露試験では一定の条件で評価でき、また加速性を持たせることもできる。しかしながら実験室光源の種類や装置のメーカーなどで信頼性の高いものはない。従って耐候性の試験の評価は相対的な目安としてのみ有用である。実験室光源は太陽光をシミュレートすることが重要である。キセノンアークタイプのものは紫外、可視光では太陽光に近似しているが赤外が多く熱による劣化が大きくなる恐れがある。一方これまで多く持ち入れられてきたオープンフレームカーボンアーク(通称サンシャインウエザーメーター SWOM)は可視、赤外光が近似しているが短波長の(300mm付近)紫外光がかなり多い。そのため紫外光による劣化の加速性が大きい。しかし試料特に着色試料では屋外暴露との近似性は一定ではない。従って実験室光源による試験結果は、十分注意して評価しなければならない。

屋外暴露試験

表 スミペックス MH(E)の屋外暴露試験結果
物性項目
単位
屋外暴露(年)
0

2
引張破壊強さ
破壊伸び.
MPa
%
74
12
70
10
69
8
アイゾット衝撃強さ(ノッチ付)
kJ/m2
1.7
1.6
1.6
全光線透過率
%
92.7
92.6
92.5
ヘーズ
%
0.6
0.7
1.0
YI(黄変係数)
  0.4
0.6
0.8

全光線透過率の変化は長期のウェザーテスターの暴露でもスミペックスはほとんど変化がない。
各種材料との比較をに示す。

図 各種透明樹脂の耐候性(1)
ウェザーテスターによる加速試験測定は積分球式HTRメーター



また変色もほとんどない(各種透明樹脂との比較を示す)

図 各種透明樹脂の耐候性(2)
ウェザーテスターによる加速試験測定はカラーマシン
標準反射板の刺激純度 4.5%
この場合の刺激純度pe(%)は、黄色の変化を表し大きいと色が濃い。


機械的強度は暴露によってやや低下する。

図 抗張力の変化

伸び率の変化



実験室光源試験

オープンフレームカーボンアーク(SWOM)の実験室光源によるスミペックスの耐候性の結果は次表。
スミペックス MH(E)のSWOM試験結果
物性項目
単位
83℃ SWOM暴露時間(h)
0
500
1000
1500
2000
引張破壊強さ
破壊伸び<.
MPa
%
74
12
  72
10
  69
9
アイゾット衝撃強さ(ノッチ付)
KJ/m2
1.7
  1.7
  1.7
全光線透過率
%
92.5
  92.4
  92.2
ヘーズ
%
0.6
  0.7
  1.0
YI(黄変係数)
  0.4
  0.6
  0.9

無機薬品に対する耐薬品性

薬 品 名
温度・条件
状 態
判定
弗酸 濃弗酸 20℃ 1日で膨潤する ×
塩素水 2% 20℃ 5年間で表面が僅かにくもる
過酸化水素水 10% 20℃ 変化なし
アンモニア水 35% 20℃
60℃
変化なし
表面が侵される

液体アンモニア 100%
加圧
20℃
60℃

 〃
×
×
苛性ソーダ 濃厚溶液 20℃
60℃
5年間変化なし
半年間 〃

苛性カリ   20℃
60℃
5年間 〃
半年間 〃

炭酸ソーダ   20℃
60℃
5年間 〃
半年間 〃

明バン 飽和溶液 20℃ 5年間 〃
塩化アンモン 20℃ 5年間 〃
塩化カルシウム 20℃ 3年間 〃
塩化第二鉄 10% 20℃ 1年間 〃
塩化カリ 飽和溶液 20℃ 5年間 〃
重クロム酸カリ 10% 20℃ 5年間 〃
過マンガン酸カリ 1/10規定液 20℃ 5年間 〃  (汚染される)
次亜塩素酸ソーダ 飽和溶液 20℃
60℃
5年間 〃
半年間 〃

チオ硫酸ソーダ 40% 20℃ 5年間 〃
◎実用上問題なし、○実用上差支なし、△実用上差支あり、×実用不可

有機溶剤に対する溶解性−1

常温で溶解するもの
*(溶剤型接着剤になるもの)
常温で溶解し難いが、表面が侵されたり、
曇ったりするもの(使用できない)
アセトン
トルエン
キシレン
二塩化エチレン*
二塩化メチレン*
三塩化エチレン
氷酢酸*
酢酸エチル
テトラヒドロフラン
ジブロムエチレン
ピペリジン
ベンゼン
MEK(メチルエチルケトン)
フェノール(石灰酸)
MIBK(メチルイソブチルケトン
メチルアルコール(10%、50%、100%)
クレゾール
エチルアルコール(10%、50%、100%)
ソルベントナフサ
ナフタリン
イソプロピルアルコール
テトラリン
デカリン
ブチルアルコール
モノクロルベンゼン
メチルナフタリン
アリルアルコール
ジクロルベンゼン
シクロヘキセン
アミルアルコール
塩化ベンゾイル
シクロヘキサン
ベンジルアルコール
四塩化炭素
シクロヘキサノール
乳酸エチル
二臭化エチレン
シクロヘキサノン
安息香酸メチル
パークロルエチレン
メチルシクロヘキサノール
サリチル酸メチル
四塩化エチレン
ニコチン
酢酸アミル
塩化ブチル
燐酸エステル類
酢酸ブチル
アセトニロリル
丁子油
酪酸
アニリン
シリコン油類
ブチルアルデヒド
ニトロベンゼン
ベンズアルデヒド
エチルアニリン
二硫化炭素
トルイジン
アセトフェノン
ブレーキオイル

有機溶剤に対する溶解性−2

常温で侵されないもの(長時間の使用で表面が僅かに侵されるものも含む)
ヘキサン
ケテン
石油エーテル
パラフィン
食用油
グリセリン
エチレングリコール
メチルアミン
ステアリン酸エステル
ジーゼル油
フタール酸エステル類
非イオン系洗剤
石油(芳香族成分の少ないもの)
変圧器油
オリーブ油
不凍液
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