自然由来の素材で軽量化に貢献

木材繊維強化再生ポリプロピレン材料

低炭素・循環型社会の実現に向けた、リサイクル由来の木材繊維強化再生ポリプロピレン材料です。市場から回収した再生ポリプロピレンを100%適用しながら、バージンポリプロピレンを使用した場合と比較して同程度の性能を実現しました。この、木材繊維強化再生ポリプロピレンは植物由来の材料(木材繊維)と再生ポリプロピレンを原料にした高いレベルで環境負荷低減に貢献できる材料です。木材繊維強化ポリプロピレンは、汎用に使用されているPP/タルク系に比べ物性バランスに優れ、従来の材料から、置き換えによる軽量化も可能です。また、耐久性(耐候性、熱安定性)、加工性(収縮率異方性)、燃焼性についても優れた性能を示します。

この製品の特長

  • プラスチック資源の循環

  • 天然材料

  • CO₂排出削減

  • 低比重

  • 高剛性

  • 優れた耐侯性

  • 熱安定性

使用実例

  • Before

    PPにタルクを加えた材料が汎用的に使用されていますが、タルクは比重が高い、軽量化においては改善の余地がありました。

  • After

    タルクよりも低比重で物性バランスも優れるため、部品の軽量化が可能。木材由来の自然な風合いも表現でき、意匠性向上にもお役立ていただけます。

製品を利用するメリット

  • 1環境負荷低減

    天然素材である木材により再生ポリプロピレンを強化しているため、環境負荷を低減できます。

  • 2軽量化

    汎用に使用されているPP/タルク系に比べ物性バランスに優れるため、軽量化が可能です。

こんなところに使えるかも

  • 意匠性が求められる部品

    木材特有の質感を表現できるため、意匠的にもエコで落ち着いたイメージを付与できます。

  • タルクPPの代替(部品)

    汎用に使用されているPP/タルク系に比べ、物性バランスに優れ、代替使用による軽量化も可能です。

  • オーディオ機器等の家電製品

    木材繊維を練り込むことで、自然な風合いを表現することができます。

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