スミカスーパー LCPの電気特性

誘電率、誘電正接の温度および周波数依存性は、小さく安定していますが、それらの絶対値は他のエンプラにくらべて高くなります(図1、図2)。すなわち、高周波下での発熱は大きい傾向にありますが、荷重たわみ温度がきわめて高いため、実際の使用にあたっては問題になっておりません。また、液晶ポリマーはギガヘルツ領域における誘電正接が小さくなります。

図1 誘電正接の温度依存性

図1 誘電正接の温度依存性

図2 誘電正接の周波数依存性

図2 誘電正接の周波数依存性

表1 スミカスーパー LCPの電気的特質

測定項目 測定方法 単位 E5008L E5008 E4008 E4006L E6008 E6006L E6807LHF
充填剤     GF GF GF GF GF GF GF
/無機
誘電率 (103Hz) ASTM D150   4.7 4.7 4.5 4.4 4.4 4.3 4.3
(106Hz) 4.2 4.2 3.9 3.7 3.9 3.7 3.8
(109Hz)* - - - - 3.3 3.2 -
誘電正接 (103Hz) 0.013 0.015 0.018 0.023 0.022 0.023 0.020
(106Hz) 0.031 0.031 0.034 0.034 0.032 0.034 0.030
(109Hz)* - - - - 0.005 0.005 -
体積固有抵抗 ASTM D257 Ωm 1013 1013 1013 1013 1013 1013 1013
絶縁破壊電圧 短時間法 MV/m 37 >40 36 >40 26 39 -
耐アーク性 ASTM D495 sec 128 128 130 130 130 130 180
耐トラッキング性 IEC法 V 185 175 145 135 125 115 150

*測定方法:空洞共振法

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