スミカスーパー LCPの特徴

スミカスーパー LCPは、エンジニアリングプラスチック(以下エンプラと略す)の中では最高レベルの耐熱性を有する溶融液晶性全芳香族ポリエステル(Thermotropic Liquid Crystalline Polyester)で、下記の基本骨格を有しています。一般に知られている液晶ポリマーの一種です。

スミカスーパー LCPの基本骨格

液晶ポリマーは、その名前が示すとおり溶融状態で液晶となることが特徴です。そのため、通常のポリマーではみられない特異な現象、つまり偏光顕微鏡下で温度をかけると溶融時の透過光量の大幅な増加が観察されます。

図3 偏光顕微鏡写真

図3 偏光顕微鏡写真

図4 液晶ポリマーの構造

図4 液晶ポリマーの構造
液晶性に基づく特性→分子配向の効果 全芳香族性に基づく特性
長所 短所
  • 高強度、高剛性
  • 低粘度、高流動性
  • 低収縮率、低線膨脹係数(流動方向)
  • 高速固化、低バリ性
  • 異方性(強度、収縮)
  • 低ウエルド強度
  • 高耐熱性(高DTUL、耐熱老化性)
  • 耐ハンダ性
  • 難燃性
  • 低吸水性
  • 耐薬品性
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