スミカエクセル PESの寸法安定性

線膨脹係数

スミカエクセル PESは線膨脹係数が小さく、その温度依存性が小さいことが特徴です。図1に線膨脹係数の温度依存性を示します。結晶性のPPS(GF40%)は温度上昇と共に線膨脹係数が大きくなりますが、非結晶性のスミカエクセル PESは、温度に依存せず200℃まで一定の値を示します。さらにGF強化の4101GL30は2.3×10-5(/K)とアルミニウム並の低い線膨脹係数を有することから、精密成形に適した材料といえます。

図1 線膨脹係数の温度依存性

図1 線膨脹係数の温度依存性

成形収縮率

スミカエクセル PESの成形収縮率は非強化品で0.6%と小さく、かつ異方性がありません。GF強化グレードはMD方向0.2%、TD方向0.4%と異方性を有します。

図2 成形収縮率の比較

図2 成形収縮率の比較

吸水による寸法変化

スミカエクセル PESは吸水性があり、成形直後の部品は、1.1%の吸湿による寸法変化は飽和状態(1.1%)で0.15%と小さな値です。

図3 寸法変化の吸水率依存性

図3 寸法変化の吸水率依存性
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