売上収益

2兆6,063億円

生成AI需要の拡大による米国を中心とした生産、貿易の回復などにより、世界経済が底堅く成長を維持するなか、全ての事業セグメントで増収を達成しました。為替が円安に進行したことによる邦貨換算差や、ナフサ価格上昇に伴う石油化学製品の売価上昇の影響に加え、医薬品事業における基幹3製品の拡販などから、前年度に比べ1,594億円の増収となりました。

海外売上収益比率

69.9%

主に医薬品事業における北米での販売や、ICT関連事業、石油化学製品における中国での販売、農薬事業における南米での販売が大きいことから、全体では約7割の海外売上収益比率となっています。

コア営業利益

1,405億円

医薬品事業では基幹3製品の拡販や、北米再編・合理化の進展によるコスト削減が進みました。石油化学事業では石化品市況の改善がありました。農薬関連事業では出荷の増加とメチオニン市況の上昇の影響がありました。ICT関連事業では半導体材料等の需要拡大により出荷が増加しました。また、ベストオーナー視点での事業売却を実施しました。これらの結果、前年度に比べ2,896億円の大幅な改善を実現しV字回復を達成しました。