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AEPWの「We Forge Ahead」に賛同

2020年05月01日

住友化学は、プラスチック廃棄物問題の解決に取り組む国際アライアンス「Alliance to End Plastic Waste」(以下、「AEPW」)が表明したビデオメッセージ「We Forge Ahead」に賛同いたします。

AEPWは、プラスチックの製造から廃棄物処理に至るまでの製品ライフサイクルに携わるグローバルな企業からなるNPOで、2019年1月に発足しました。プラスチックの環境への排出抑制・防止を推進するため、5年間で総額15億米ドルを投資し、社会基盤の構築、イノベーションの推進、教育・啓発および関係機関との対話、環境の浄化の4つの取り組みを推進する計画です。住友化学は、設立メンバーとしてAEPWに参画しており、プラスチックは持続可能な社会を支える有用な素材であるとの認識のもと、ケミカルリサイクル技術の開発など、プラスチック資源循環の実現とプラスチック廃棄物問題の解決に取り組んでいます。

このたびAEPWが発信した「We Forge Ahead」は、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大という極めて困難な状況にあっても、プラスチック廃棄物問題の解決に向けて引き続き、行政、企業、地域社会が力を合わせ、果敢に取り組もうというメッセージです。

住友化学は、住友の事業精神の一つである「自利利他 公私一如」、つまり、住友の事業は自らを利するとともに、国家を利し、かつ社会を利するものでなければならない、とする考え方のもと、これからも、革新的な技術や製品によって、プラスチック廃棄物問題をはじめとするさまざまな社会課題の解決に貢献し、経済価値と社会価値をともに創出してまいります。