生産安全基盤センター

保安防災力や工場の競争力の強化を目指し、製造プロセス・設備の安全性や材料診断、コンピュータ応用技術を用いた製造技術の高度化に関する研究開発を進めています。
また、グローバルな事業環境に適応した生産活動を支援するため、生産や安全に関わる基盤技術の構築にも取り組んでいます。

  • インストロン引張試験機を用いた材料強度評価

    インストロン引張試験機を用いた材料強度評価

主な研究内容

設備の材料に関する技術開発

  • 応力腐食割れ試験による腐食性評価

    応力腐食割れ試験による腐食性評価

化学プラントの設備に用いる最適な材料の選定、設備診断、損傷解析などの技術を開発しています。

自社開発技術

炭素鋼鋼管の高速検査技術 磁束抵抗法 MFR(Magnetic Flux Resistance)
 ※「Inchem Tokyo 2019」技術紹介動画

安全性の高いプロセスの開発

  • 粉塵爆発試験装置を用いた危険性評価

    粉塵爆発試験装置を用いた危険性評価

製品の製造プロセスにおける化学物質の危険性に関する試験・評価を行い、より安全性の高いプロセスの開発につなげています。

制御システムの開発・熱流体解析

  • 計算技術を応用した制御システムの開発

    計算技術を応用した制御システムの開発

シミュレーションやプロセス制御など先進的なコンピュータ応用技術を駆使し、プラントの最適な運転を実現するための制御システムの開発や装置の最適設計に取り組んでいます。