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石油化学品研究所に環境負荷低減の技術開発を行う研究グループを新設

2020年03月24日

住友化学は、サステナブルな社会の実現に貢献するため、2020年4月1日付で、石油化学品研究所(千葉県袖ケ浦市)に、「研究グループ(環境負荷低減技術開発)」を新設することといたしました。

本グループは、住友化学が石油化学品事業などで培ってきた触媒や化学プロセスの設計といったコア技術を活用し、炭素循環や温室効果ガス排出削減に関する環境負荷低減の技術開発に取り組む組織です。現在、複数の研究所に分散しているテーマを石油化学品研究所に集約し、研究者を約30名体制に強化することで、飛躍的に開発を加速させるとともに新規テーマにも注力します。また、優れた技術を持つ企業やアカデミアなどと積極的に連携し、環境負荷低減技術を石油化学部門における新機軸とするべく活動を進める考えです。

住友化学は、経営として取り組む最重要課題(マテリアリティ)の一つに環境負荷低減への貢献を掲げています。引き続き、炭素循環技術や温室効果ガス排出削減技術など、社会課題に対するソリューションの早期創出を目指してまいります。

以上

新グループでの開発テーマの一例

  • ごみ由来のエタノールを原料にしたポリオレフィンの製造技術
  • 廃プラスチックのケミカルリサイクル技術
  • 二酸化炭素を用いた化学品製造技術
  • 化学製造プロセスへの省エネルギー技術導入
  • 省エネルギー排水処理システムの開発
  • 石油化学品研究所

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