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CDP「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に6年連続で選定

2025年07月22日

住友化学は、このたび、国際NGOであるCDPが実施した「サプライヤー・エンゲージメント評価」において、最高評価である「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に6年連続で選定されました。

CDPは2017年より、企業のサプライチェーン全体における温室効果ガス(GHG)排出量削減や気候関連リスク低減の取り組み、サプライヤーへの働きかけや効果的な協働に関する評価を実施しています。今回CDPに情報開示した国内外の約24,800社のうち、1,394社が、最高評価の「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定されました。

住友化学は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、グループのGHG排出量削減の取り組み方針や活動目標を盛り込んだグランドデザインを2021年に策定、公表しました。加えて、住友化学グループ主要会社のサプライチェーン全体で発生するGHG間接排出量(Scope 31)について2030年までの削減目標を掲げ、「2℃を十分に下回る水準(Well-below 2℃)」でScience Based Targets(SBT)イニシアチブの認定を改めて取得するなど、サプライヤーとの対話を通じた気候変動対応の取り組みも推進しています。この一例として、当社は毎年、国内の主要サプライヤーに対して当社グループのカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを説明するとともに、GHG排出量削減への協力を呼び掛けています。今回の選定は、これらの継続的な取り組みが評価された結果であると考えております。

住友化学は、今回の選定を励みとして、引き続き、カーボンニュートラルの実現に向け、サプライヤーの皆さまとの連携を進めます。そして、サステナブルな社会の実現に貢献することで自らの成長を実現し、ステークホルダーの皆さまの期待に応えてまいります。

※1 Scope1(燃料の燃焼や工業プロセスなど事業者自らによる温室効果ガスの直接排出)およびScope2(工場外からの電力・熱の購入などによる間接的な排出)を除く、その他のサプライチェーン上の間接的な温室効果ガス排出
※2 パリ協定で示された世界共通の長期目標。産業革命前からの気温上昇を2℃未満に抑制することを規定するとともに、1.5℃までへの抑制に向けた努力の継続に言及するもの
※3 パリ協定を実現するため、企業が科学に基づき設定した高水準なGHG排出削減目標

以上

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