マテリアリティとKPI

マテリアリティと事業継続のための基盤

住友化学は、経済価値と社会価値をともに継続的に創出するため、経営として取り組む7つの最重要課題(マテリアリティ)を特定しました。これらのマテリアリティは、「持続可能な社会の実現への貢献」を明示的に推進すべく特定したもので、主として、当社の事業と直接関係する「社会価値創出に関するマテリアリティ」と、将来を見据えた取り組み課題である「将来の価値創造に向けたマテリアリティ」の観点から抽出しています。

特定したマテリアリティの7つの項目に加えて、マテリアリティを支える事業継続のための基盤として、労働安全衛生・保安防災、製品安全・品質保証、人権尊重、従業員の健康、コンプライアンス、腐敗防止を選びました。これらの項目は、マテリアリティとは呼ばないものの、価値創造のためには必須の項目であり、住友化学グループとしても継続的に取り組み、対外的にもその取り組みを開示していきます。

主要取り組み指標(KPI)

住友化学は、経営として取り組む7つのマテリアリティに対する主要取り組み指標(KPI)を設定いたしました。

社会価値創出に関するマテリアリティ

マテリアリティKPI項目

SDGsターゲット

環境負荷低減

気候変動緩和

グループのGHG排出量 (Scope 1+2)

13.3

製品ライフサイクルを通じたGHG排出削減貢献量 (電池関連)

13.3
製品・技術を通じた貢献

Sumika Sustainable Solution※ 認定製品の売上収益

エネルギー・資源の効率的利用

エネルギー消費原単位指数

7.3

石油化学関連のライセンス数

9.4
プラスチック資源循環への貢献

各種取り組みを実施中、KPI設定は今後検討

食糧問題 鶏などの動物たんぱく質の増産効果 2.1
アグロソリューション資材が使用された農地面積 2.4
ヘルスケア分野 熱帯感染症対策資材により守られた人数 3.3
KPI項目検討中
ICTの技術革新 偏光フィルムを使用したモバイル端末数 8.2

※温暖化対策や環境負荷低減などに貢献する当社グループの製品・技術を認定し、その開発や普及を促進する取り組み

将来の価値創造に向けたマテリアリティ(経済価値・社会価値を共に創出)

マテリアリティ KPI項目

技術・研究開発の推進

特許資産規模
デジタル革新への取り組み デジタル成熟度
ダイバーシティ&インクルージョンの推進 グループ各社において、それぞれの環境に応じたKPIを設定

KPI具体事例

マテリアリティに対するKPIは、外部有識者の意見も踏まえた上で、サステナビリティ推進委員会での審議を経て設定しました。「社会価値創出に関するマテリアリティ」については、SDGsの17の目標下にある169のターゲット※に則したKPIを設定することで、それぞれの課題解決にどのように貢献するかを明示しています。また、「将来の価値創造に向けたマテリアリティ」に関して、技術・研究開発の推進およびデジタル革新への取り組みの進捗についてはグループ全体の数値指標を、ダイバーシティ&インクルージョンの推進については、国や地域ごとに取り巻く環境が異なることから、グループ各社ごとにKPIを設定することとしています。今後、KPIを用いてマテリアリティに対する取り組みの進捗状況を確認するとともに、社内外のステークホルダーとの対話を推進していきます。

※例えば、13.3:気候変動の緩和、適応、影響軽減、および早期警告に関する教育、啓発、人的能力および制度機能を改善する、などSDGsの17の目標ごとに設定されたより具体的なターゲット

社会価値創出に関するマテリアリティのKPI

将来の価値創造に向けたマテリアリティのKPI