Sumitomo Chemical Group 自利利他 ACTION

住友化学グループでは、サステナビリティ推進を加速していくために、全役職員一人ひとりが企業理念を共有し、サステナビリティに関する理解を深め、グループ一体となって取り組みを進めていくことが重要であると考えています。こうした全員参加を促進する取り組みとして2014年から「グローバルプロジェクト」を実施しています。この取り組みでは、専用ウェブサイト上で、設定したテーマに関する理解を深めるとともに、自らの考えや行動の発信、共感を共有することを通じて、グループ一体感の醸成とサステナビリティの推進に向けたアクションを促進することを目指しています。取り組みを開始してから10年目を迎える2023年には、住友の事業精神「自利利他 公私一如」をグループの社員一人ひとりのアクションにつなげるという思いを込め、「自利利他 ACTION」に名称を変更し、活動を推進しています。

これまでの取り組み

  • これまでのグローバルプロジェクトの図

2023年の取り組み

2023年は、カーボンニュートラルをテーマに、世界中の住友化学グループの役職員が日々の生活や業務においてカーボンニュートラルに関連して実施していることや考えていることについて、専用ウェブサイトを通じて発信し、共有します。
役職員一人ひとりが考える思いや行動を発信・共有することで「自利利他 公私一如」の理解と実践の加速を促し、また、世界中から寄せられたアイデアやアクションに対して共感を示すことによって、グループ社員同士、あるいはトップマネジメントと社員間の相互刺激の好循環を生み出すことを目指しています。

タイトル

「自利利他 ACTION 2023 - Shape Our Sustainable Future with JIRI RITA-」

テーマ:

あなたのアクションでカーボンニュートラルな未来を

概要

中期経営計画で掲げるグリーントランスフォーメーション(GX)の一つであるカーボンニュートラルにフォーカスし、日々の生活や業務におけるCO2排出削減に向けたアクションを役職員から募る

  • 意識度チェック:カーボンニュートラルに対する意識度をチェックする
  • 知る:CO2排出削減のためにできることを知る
  • 投稿:CO2排出削減のために取り組むアクションを投稿する
  • 共感:世界中から寄せられた投稿に対して、「いいね」やコメントのリアクションをする
  • 招待:同僚等を専用ウェブサイトに招待し、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みをグループ全体で盛り上げる

キービジュアル

  • 住友化学グループ グローバルプロジェクト Shape Our Sustainable Fufure with JIRI RITA

実施期間:

2023年5月8日~7月31日

プラットフォーム:

グループ役職員がアクセスできる専用ウェブサイト

スミカ★ストーリーズ

住友化学では、若手社員へのサステナビリティ浸透を目的に、2021年11月から対面とオンライン併用の新規シリーズイベント「スミカ★ストーリーズ」を開始しました。

「スミカ★ストーリーズ」では、住友化学らしいサステナビリティに関する技術や取り組みの中で使命感や情熱を持って成し遂げられた事例を“事業を通じて社会に貢献するストーリー”として語るとともに、イベントを通じて得た気づきややりがいを糧に未来に向けた住友化学のストーリーが創られていくことを目指しています。
2022年度は計4回開催し、参加者からは「また一つ住友化学を知ることができた。自社を知ることでより会社を好きになれる」「自分の生活にも取り入れられるような情報を知ることができ、有意義だった」「会場の雰囲気が温かく、リアルタイムフィードバックシステムを活用した全員参加型も良かった」などの感想が寄せられました。今後も年間4~5回の開催を予定しています。

コンセプト

ポイント

  • 住友化学ならではのストーリーズ
    SSS等の当社グループのサステナビリティに関する事例をトピックスに挙げ、登壇者に事例の概要・夢・思い、その他プライベートなどを語ってもらうことで、参加者の気づき、誇り、やりがいにつなげていきます。
  • 若手を中心としたファシリテーション
    サステナブルな社会の実現のために、今後、中心となって切り拓く若手社員がファシリテートし、ベテラン社員がサポートしながら、カジュアルな雰囲気の中、楽しく語り合います。
  • インタラクティブ
    双方向のコミュニケーションとして、リアルタイムフィードバックシステムを取り入れています。会場参加の社員だけでなく、オンライン参加の社員からも即時に自分の考えを皆に共有することができ、共感の輪を広げます。

2022年度 開催実績

 テーマ参加人数
第三話 クローズアップ新中期 277名
第四話 無機材料の現在・過去・未来 369名
第五話 プラスチックは「循環」させる時代へ 359名
第六話 今更?今こそ!聞きたいデジタル革新部のあるある
~「データ」から「価値」を生み出すDXのドライバー~
353名
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