省資源・廃棄物削減

枯渇性原材料の使用量削減や早期のPCB廃棄物の適正処分、さらには産業廃棄物の埋立量削減に計画的に取り組んでいます。

  1. 省資源の推進
    枯渇性原材料の歩留まりや製品収率等の向上などの省資源活動によって得られた経済効果の拡充に努めています。

    枯渇性原材料使用量の推移(住友化学および国内グループ会社)

    (千トン)

     2018年度2019年度2020年度
    住友化学および国内グループ会社住友化学住友化学および国内グループ会社住友化学住友化学および国内グループ会社住友化学
    炭化水素系化合物 1,676 1,383 1,829 1,545 1,704 1,449
    金属
    (レアメタルを除く)
    121 117 109 105 90.2 86.3
    レアメタル 13.54 0.07 11.20 0.02 12.5 0.1

    (注)経済効果は環境データ編 環境保全に掲載

  2. 廃棄物の適正管理と内部・外部リサイクル量増加の推進
    産業廃棄物の発生量削減および再資源化の推進により産業廃棄物埋立量の大幅な削減を実現しています。また、資源有効利用促進法が定める特定資源業種として、副産物(汚泥)の発生削減にも取り組んでいます。
  3. PCB特措法による処分期限を前倒しした微量PCB廃棄物の処理の推進
    国内グループ会社共同で外部に処分委託する業者を1社に絞り込み、各社が保管もしくは使用中の微量PCB廃棄物(トランス、コンデンサーなど)について、複数年で処理する計画を策定し推進しています。2025年3月までに対象機器の全数を処理する予定です。